
東京、大阪、名古屋でヒットしている映画『落語家の業』が当館でも1/10(土)から始まりました。本作は「人間の業を肯定するのが落語である」と言った故立川談志の弟子、快楽亭ブラック(二代目)の生き様を描いたドキュメンタリーです。そのブラック師匠と監督の榎園喬介さんをお迎えして舞台挨拶を行いました。
破天荒で有名なブラック師匠がどんな人かを説明するのは難しいですが、今日お越しになったお客様はご本人を実際に見られて感じるものがあったはずです。破茶滅茶の中にある、優しい人となり、端整なたたずまい。しかし途中で短い落語を披露!された時にはあまりにも下品すぎるネタに笑うしかありませんでした。この20分ほどの舞台挨拶の間にも、人間の業を肯定する落語の精髄、それを体現した稀有な人、快楽亭ブラックを誰しもが感じたのではないでしょうか。
ところで余談ですが、榎園監督が舞台挨拶後に元町映画館の玄関前にある上映中のポスター群(『落語家の業』ほか4作品)を見て感動していました。そこには映画監督を目指していた若き榎園監督が憧れていた巨匠達に自分が混じっていたからです。ケン・ローチ、ロッセリーニ、ゴダール、カラックス。これだけの巨匠が1週間に集まったのは偶然なのですが壮観です。話をもとに戻して、『落語家の業』は1/16(金)まで連日10:30から上映しています。皆様のご来館をお待ちしております。(高橋)
















