
『プロミスト・ランド』公開2日目の7/7(日)上映後、飯島将史監督と杉田雷麟さんの舞台挨拶を開催しました。助監督として阪本順治監督作品に多く携わったという飯島監督。阪本監督の現場で美術監督を務められた原田満生さんに「そろそろホン(脚本)書いて監督作を撮ってみたら」と背中を押され、本作の企画がスタートしました。自分の演出力にはまだ自信が持てないので、助監督時代に一緒に仕事をした方で《人間として信用できる》《演技力で演出を助けてくれる》俳優に出演をお願いしたと話します。初監督作のきっかけをくれた原田さんも本作でエグゼクティブプロデューサーを務められ、チームで作りあげた作品ということが窺えます。
険しい雪山での撮影は本当に大変だったそうです。演技なのか自身のしんどさなのかわからなくなるくらい限界に近かったと杉田さん。セリフが少ない分、妙に力が入って“決めゼリフ”のようになってしまいそうなところを、自然に出る言葉になるよう監督がうまく演出で導いてくれたと話されました。一方で、もう一人の主演である寛一郎さんについて飯島監督は「普段からカッコ良くてひとつひとつが決めゼリフのようだから特に指摘しなかった」そうです。双眼鏡で熊を探す場面で、寛一郎さんが本当に熊を見つけたというエピソードにはびっくり!ほかにも「熊撃ちは熊と対峙するより歩いている時間が圧倒的に長い。それをよく描いてくれた」と猟師さんに言われたという話も印象的でした。
本作は横に長い【シネスコ】サイズですが、最初は奥行きを表現できる【ヨーロッパビスタ】サイズを考えていたと飯島監督。カメラマンの大塚亮さんと何度も話し合い、ロケハンを重ねる中で本作の世界観を表現するのに最適だとシネスコを選ばれました。集落の息詰まる面や自然の厳しさを画面から感じたと話すお客さまも。杉田さんも「映画館でこそ観るべき映画」とアピールされました。

















