
『セノーテ』公開を記念して開催中の「小田香特集」、3/28(日)のAプログラム(『ノイズが言うには』+『あの優しさへ』)上映後に小田香監督にお越しいただき舞台挨拶を開催しました。『ノイズが言うには』は制作後いくつかの映画祭で上映されたものの劇場公開はされず、10年封印されていた作品でした。初めての映画制作で、〈カメラを向けること〉の暴力性に気づけていなかったと小田監督。それにより家族を傷つけ、自身も傷つき、上映をしてこなかったと話されます。2017年に『あの優しさへ』が完成したことで、「この作品とセットなら」と今回の特集で劇場公開に踏み切りました。『あの優しさへ』は、それまでに制作した作品を小田監督自身がひとり語りで振り返っていく映画。小田監督の頭と心の中を旅するような貴重な作品です。ここでも『ノイズが言うには』について自身を責めるような言葉が何度も繰り返され、観ている私は胸が苦しくなりました。でも今回劇場公開できて本当に良かったという小田監督の言葉に少しホッとしました。小田監督が「この先もずっと、自分を成長させてくれる存在である」というこの2作品。広くいろんな方に観てほしいと願っています。















