
夏休み期間中の子どもたちを対象に、地域と映画館のつながりを深める上映企画「夏休みの映画館」。8/11(日)の『セロ弾きのゴーシュ』上映後、チェロとピアノのミニコンサートを開催しました。チェロは来住姫乃さん、ピアノと歌は荻野育子さんです。来住さんは小学5年生のときに、ここ元町でチェロと出会ったそうです。この映画とも子どもの頃に出会いたかったと話され、子どもたちが観に来てくれたことが誇らしいと嬉しそうに話されました。
一曲目は映画のオリジナル曲「プロローグ」、続いてサン・サーンスの動物の謝肉祭より「白鳥」を演奏。間近で奏でられる本物の楽器の音に、映画とはまたちがった迫力を子どもたちも感じているようです。次に、映画の中で「トロイメライを弾いて」とねだったネコにゴーシュが弾いた「インドの虎狩り」。これは宮沢賢治の想像上の架空の曲で、不協和音と叩きつけるような音色のユニークな曲として聴かせてくれました。その後にはネコが聴きたかった「トロイメライ」を。弦楽器ならではのやわらかい音の伸びが胸に沁みる美しい曲です。
ここでチェロについてのミニレクチャーも。チェロは“最も人の声に近い楽器”と言われており、密着させて弾くため身体じゅうに音が響くそうです。使われている木や弓に使われる馬の尾について、弾き方などについても解説いただきました。
後半は、来住さん荻野さんの掛け合いでゴーシュとカッコーのやり取りの演奏から。当時の本にイラスト入りの楽譜が掲載されていたという「愉快な馬車屋」では、子ダヌキの腹ダイコの代わりに荻野さんがインドネシア・バリの太鼓を叩きます。最後は童謡・唱歌の「しゃぼん玉」「浜辺の歌」、ディズニーの「星に願いを」。大人も子どもも聴き入り、大きな拍手で締めくくられました。

















