
『マミー』公開2週目の8/11(日)上映後、二村真弘監督の舞台挨拶を開催しました。連日盛況が続き、この日は補助席まで完売し満席。公開が決まってからもいろんなことが起き、二村監督は「本当に公開できるのか?」と心配が絶えなかったそう。公開からようやく一週間が経ち、こうして神戸でも観ていただけたことに感謝を述べられました。
事件発生当初は19歳の学生だった二村監督。ニュースで見て林眞須美さんが犯人であることに何の疑いも持たなかったと言います。2019年にご長男が書籍を出版されたトークイベントで冤罪の可能性があると初めて聞き、家族だから庇いたいのだろうと思いながらもどこかずっと気になっており、冤罪の可能性があるなら検証が必要だと本作の制作に取りかかられました。初公判で検察が動機として取り上げた内容が現場にいた地域の主婦たちの証言とはまったく異なっていること、異なったまま報道されメディアが見せる“悪い人”が世間が持つ印象になってしまったことなど、知るごとに事件への印象が変化していったと話されます。さらに、本作では事件の真相を追及するスタンスで、家族の物語を描くつもりではなかったものの、膨大な家族とのやり取りを取材するうち林眞須美さんに対しても“母親”という面が強く見えてきて、イメージが変わったといいます。ご長男が家族間でだけ母を呼ぶ“マミー”という呼称が彼女を最も良く表していると感じ、この言葉をタイトルに決められました。
最後に、本作を観た方々がどんな感想を持つのかを知りたい、そして今年3回目の再審請求が受理されたので、今後の裁判についてもぜひ関心を持ってほしいと呼びかけられました。















