
神戸大学国際文化学部卒業後、パリ社会科学高等研究院人類学修士課程修了を経て、マンチェスター大学グラナダ映像人類学センター博士課程でドキュメンタリー映画『カナルタ 螺旋状の夢』を初監督した太田光海さん。太田監督が神戸大学時代に師事された小笠原博毅さん企画のもと、11/15(日)に元町映画館2Fイベントスペースにて、現在劇場公開を目指している本作の特別試写会+意見交換会を開催しました。エクアドル南部アマゾン熱帯雨林地帯に住むシュアール族の、セバスティアンとパストーラという夫婦を中心に、その生活や思想を写し取った本作。アマゾン熱帯雨林地帯でのフィールドワークで様々な村を訪れ様々な人々に会って話を聞く中で、このふたりの「森」に対する姿勢や知識が際立って特別で、被写体に選んだと太田監督。彼らの姿を通し、「人が人や自然を支配する」という形をいったん解きほぐしたいとの思いで作品を完成させました。豊かな自然の色濃い存在感とそこに生きる人々の力強さ、そして生活に根付いた歌や昔話、覚醒植物がもたらす「ヴィジョン」などにより生まれる物語性が観る者を気持ちよくアマゾンへと誘ってくれる作品です。上映後の意見交換会では、撮影の姿勢や監督の意図、村での女性の立ち位置、また作品からは見えないセバスティアンの姿などのウラ話まで、時間を延長するほど活発に議論が行われました。















