
『劇場版 いもうとの時間』2/16(日)の上映後、鎌田麗香監督、阿武野勝彦プロデューサーの舞台挨拶を開催しました。東海テレビドキュメンタリーの第16弾、「名張毒ぶどう酒事件」を追ったドキュメンタリー。46年間、「名張毒ぶどう酒事件」を取材し続けている東海テレビ。阿武野プロデューサーは「私がもし奥西さんの家族だったら、再審を請求し続けることができるのか。そう自分に問いながら製作した」とおっしゃっていました。鎌田監督も同じように「取材の中で家族だから信じてあげなきゃとおっしゃる。自分の身内だったらそういうふうに思えるのだろうか」という思いを持ちながら、本作を製作していったとのこと。映画本編には、いわゆる「袴田事件」の袴田巌さんも登場します。「袴田事件」の再審では、12.5倍の倍率の傍聴券を抽選で勝ち取り実際裁判所の中で無罪判決の瞬間に立ち会ったという鎌田監督のエピソードも舞台挨拶中に披露してくださいました。名張毒ぶどう酒事件は現在第11次再審請求を今年の半ばくらいを目処に準備しているところ。奥西勝さんの妹、岡美代子さんは今年96歳。「検察、裁判所の時間軸と個人の時間軸は違う」と阿武野プロデューサーの言葉もありました。舞台挨拶の終盤では東海テレビが、渦中のフジテレビ系列であることから「これからのテレビ」にも話は及びつつも「名張毒ぶどう酒事件」を追うことが東海テレビの”背骨”といって追い続けてきたことから、「これからもドキュメンタリーを撮り続けていきます」との鎌田監督の言葉で舞台挨拶は締めくくられました。
















