
イスラーム映画祭5最終日の9/25(金)『ハラール・ラブ(アンド・セックス)』上映後、本映画祭主宰の藤本高之さんによる解説を行いました。3組のカップルの悩みや葛藤を通してムスリム社会を浮かび上がらせる本作。1組の夫婦に降りかかる問題である〈一夫多妻制〉は、多文化社会では“男のためのハーレム”のように誤解されることが多いですが、これは戦争により夫を亡くした未亡人や孤児を救済する仕組みとして成立したものだそうです。そしてあるカップルが実行する〈一時婚〉という聞きなれない習慣についても詳しく解説してくださいました。クルアーンを基にしたそれらのルールは男性優位に見えることもありますが、それをすべて女性目線から描いているところがこの映画の特徴です。ムスリム社会を知らなくても、「こんな男、いるいる!」「男ってこういうこと、言う言う!」などと楽しめる作品ですが、知ると私たちの社会との違いも含め、より深く楽しめました。














