
『ふたりの傷跡』10/15(火)の上映後、野田英季監督と、ゲストに映画音楽家でもあるピアニストのアリコさんにお越しいただきトークを開催しました。
おふたりは“ご近所さん”で、映画を作っている人がいると知ったアリコさんが、ご自身のラジオ番組に呼びたいと思われたのが発端でした。ところが好き嫌いがハッキリしており興味の持てない作品だと態度に出てしまうため、事前に作品のパイロット版を観せてもらったとアリコさん。音楽と映像の関係が“特別”な作品だと感じ、番組に野田監督を招かれたそうです。「どこに共鳴してくださったんですか?」という野田監督の質問に、大学時代の親友が自死されたというエピソードをお話しされました。亡くなる数年前に意見の相違で訣別したことや、一緒にいられたら救えたんじゃないかという思いを捨てきれないこと。本作を観て、「空いてしまったこの穴は埋めようがないんだ」ということに気づき、それが救いになったそうです。
ミナを演じた主演の八木みなみさんの素晴らしさについても語り合われました。激しい音楽に比して表情が変わらないミナですが、音楽と彼女は共振していると感じるとアリコさん。野田監督と八木さんの実体験も反映した脚本だからこそ、八木さんにしか体現できないリアリティがあります。「どんな方でも、ご自身の持つ傷を抱きしめるような時間になれば作品の意義がある」と野田監督。
野田監督がゲスト出演したアリコさんのラジオでは、おふたりでセッションもされたそうです。radikoのタイムフリーなどでぜひお聴きください。
◆「Arico Peter’s Restaurant」
α-STATION FM-KYOTO 89.4MHz
日曜19:00~20:00
https://fm-kyoto.jp/blog/arico_knows_peters_restaurant/
















