
『ふたりの傷跡』10/12(土)の上映後、野田英季監督、八木みなみさん、佐久間遼さんの舞台挨拶を開催しました。八木さん、佐久間さんは髪形が変わったこともあり、本作で演じられた役とはだいぶ印象が異なり驚きです。
日本は若年層の自死が多く、野田監督もご自身のそうしたことに触れた体験から着想を得て本作を制作されました。俳優としても活動する野田監督は、ある時現場で出会った八木さんと話していて、共通する体験があり向かいたい方向が同じだと感じ、ミナ役をオファー。八木さんは初主演に不安はあったものの、当て書きしてくれたので演じやすかったと話されました。本作が初演技だという佐久間さんは、楽器を弾く役割として参加を求められたのだと思っていたら主要キャストで驚いたそうです。クライマックスシーンの演奏シーンでマスクを外す動きが印象的だというお客さまの声もありました。
コロナ禍での撮影となったためロケ地探しは難航しましたが、移転を控えていた京都市立銅駝美術工芸高等学校が借りられることに。古い校舎がとても美しく魅力的で、学校にとっても最後の姿を残せた良い機会だったのではないでしょうか。
「余白を多くして、観る人により解釈が異なる作品を目指した」という野田監督の言葉通り、客席との質疑応答では細かいシーンへの言及を中心に多様な声が聞かれました。クラウドファンディングに支援されたというお客さまは、「重い話だけど希望を感じる」と話されました。


















