
新型コロナウイルス感染拡大により、2020年は一年間休止した「池谷薫ドキュメンタリー塾」。準備を重ね、2021年からはオンラインで復活!「池谷薫ドキュメンタリー塾オンライン」第1回を5/13(木)に開催しました。Zoomを使用して当日の夜に生配信、録画映像をアーカイブとして後日でも見られる形です。初回で取り上げたのは池谷監督の初監督作『延安の娘』。文化大革命で生き別れた父と娘の再会を軸に、周囲の人間の証言から中国の歴史を浮かび上がらせる作品です。題材との出会い、現場での思いがけない出来事、カットの意図、撮影の工夫やカメラ位置、音楽の効果、はたまた撮影対象者のウラ話やエピソードなど、20本もの重要なシーンを抜き出した映像クリップを使用し、どのようにして作品をつくっていったかを徹底解説されました。なかでも印象に残ったのは、「カメラが現実を動かす」という言葉。ドキュメンタリー塾のキャッチコピーにもなっており、池谷監督が繰り返し言われる「ドキュメンタリーはフィクションである」という言葉の意味がここにあります。本作では、撮られている側である登場人物たちがカメラの存在によりどんどん変化し、まるで彼らが演出しているかのようになっていったそうです。そして「“撮らせてもらっている”うちは撮れない。“一緒に撮る”という姿勢でなければ」と池谷さん。ドキュメンタリー塾は目からウロコの連続、本当に面白い!映画を観る楽しみが増幅します!















