
『大好き ~奈緒ちゃんとお母さんの50年~』9/23(月・祝)上映後、初日に続き2度目となる伊勢真一監督の舞台挨拶を開催しました。
姪の奈緒ちゃんとその家族の暮らしを見つめ続けた“奈緒ちゃんシリーズ”最初の作品『奈緒ちゃん』が完成したのは1995年。大震災に見舞われながらも自主上映活動が盛り上がり、とても応援してくれたのが神戸だったと感謝を込めて振り返られました。また、震災の復興も遅々として進まない中で豪雨被害に見舞われた能登のニュースをテレビで見ていて、仮設住宅に住む高齢のご夫婦が口にした「心が折れる」という言葉が心に残ったそうです。奈緒ちゃんの母である信子さんもまた、その思いをずっと持ちながら50年間奈緒ちゃんを育ててきたのでしょう。いつも心が折れそうで、同時に奈緒ちゃんはそんな時に引っ張り上げてくれる存在でもありました。「手助けが必要な存在が逆に力になってくれるということがある」と伊勢監督。また、そんな家族を撮影を通して見つめ続けたご自身も、「何かしたい」と同時に「何もできない」と感じ続けながら撮り続けていたのが奈緒ちゃんシリーズで、また奈緒ちゃんを撮ることでその後の作品を作る力をもらっていたと話されました。















