
8/2(土)『蟻の兵隊』上映終了後、池谷薫監督の舞台挨拶を開催しました。戦後80年となる今年アンコール上映をさせていただくこの『蟻の兵隊』。2011年に亡くなられた奥村和一さんですが、生きていれば101歳になる年。「ほとんど当時を知る人は生きていない」と池谷監督。舞台挨拶では池谷監督が「なんとしてもこの作品を完成させようと思った」エピソードをお話ししてくださいました。池谷監督は「日本にいて戦争体験を語る人はいるが、現場に行って語る日本兵は見たことない」ということからなんとしても奥村さんを被写体に映画を撮りたかったとおっしゃられていました。本作は戦争の加害と被害の両面を描いた作品であると池谷監督。戦争と向き合えば向き合うほど加害者であることを直面する中「この人(奥村さん)なら戦争の真実に到達できるのでは」と思ったそうです。「誰よりもこの映画を完成させたかったのは奥村さん自身だったのではないか」という池谷監督の言葉もありました。「ドキュメンタリーは一緒に作るという感覚にならないとダメで、そういう意味では僕と奥村さんは出会った瞬間に共犯関係が成立していた」と池谷監督がおっしゃるほど、本作は奥村さんと共に池谷監督が”狂って”撮った映画であることをたっぷりとお話ししてくださいました。















