
9/8(月)『愛されなくても別に』の上映後、井樫彩監督の舞台挨拶を開催しました。井樫監督にとって長編4作目となる本作ですが、元町映画館では1作目から全ての作品を上映してきており、毎回井樫監督にも舞台挨拶に来ていただいているということからこの日の舞台挨拶が実現しました。舞台挨拶はまず、本作の企画の経緯をお聞きするところからスタート。本作のプロデューサーと南さんが主演の別の短編映画の仕事をした際に、また南さんと仕事ができればという話をぼんやりとしていたところ『愛されなくても別に』の原作を紹介されたというところから映画の企画がスタートしていったそうです。そうやって紹介された原作を読んだ第一の印象として「“毒親”というところから物語始まるけど、自分の人生を取り戻すというところに向かっていくのが素敵だと感じた」とのこと。この原作を実写化するのは井樫監督にとっても挑戦だったともおっしゃっていました。キャスティングに関しては陽彩役の南さんに関しては当初から南さんありきというところもありつつ進んでいったものの、江永役の馬場さんは難航したところもあったそうですが、ドラマで馬場さんと井樫監督一緒に仕事をしていた時期で、馬場さん本人の性格が江永役に合うのではということで馬場さんに決定。原作は主人公の心理描写がとても多かったので、全部モノローグで言わせるわけにもいかず映像化にあたってどういう表現をとっていくかという変換作業を行うのが脚本化の際に一番難しかったし挑戦した部分でもあったという話もありました。本作では滝壺のシーンだったり雨のシーンだったり、水の表現が印象的で、こういう表現をする理由についてお聞きすると「状況と心情と映像が一致するという表現が自分が観客として映画を見ていても好きだったり、したくなる」とのこと。また”水”というところについて「生きるにあたって必要なものでもあり、怖いものでもある。そういうところに惹かれているのかも」とお話しされていました。















