
「池谷薫ドキュメンタリー塾」第6期2回目となる10/15(火)は、池谷さんの劇場公開3作目である『先祖になる』(2012年)の鑑賞回でした。東日本大震災が起き、東北にボランティアに行こうとした池谷さんは「お前が炊き出しに来てどうする。来るなら映画を撮れ」と東北の知人に言われたそうです。その言葉を受けて何も決まっていないながらもカメラマンと車中泊で東北に赴き、そこで出会ったのが本作の主人公である佐藤直志さんでした。津波で自宅と長男を亡くした直志さんが、自ら山で木を伐り自宅を再建するまでを追いこの映画が誕生しました。直志さんは“被災者”としてではなくひとりの“木こり”として扱われたことを何より喜ばれていたそうです。仕事に誇りを持ち、未曾有の災害に遭いながらも前を向いて生きる男の姿が映し出されます。どのようにして一本のドキュメンタリー映画が完成に至るのか、次回は本作を池谷さんが徹底解説します!













