
イスラーム映画祭7『アジムの母、ロナ』5/2(月)の上映後、本映画祭を主宰する藤本高之さんのミニ解説を行いました。監督は、本作で描かれる家族と同じく、イランに暮らすアフガニスタン難民であるジャムシド・マームディ。プロデューサーを務める兄と兄弟で映画づくりをしています。「モフセン・マフマルバフ監督の『サイクリスト』やマジッド・マジディ監督の『少女の髪どめ』、アボルファズル・ジャリリ監督の『少年と砂漠のカフェ』など、イラン人監督がアフガン難民を題材にした映画はいくつかあるが、監督自身が難民であるというのはめずらしい」と藤本さん。アフガニスタンの置かれた状況への理解のため、40年以上混乱の続くその歴史を簡潔に振り返りながら作品の解説をされました。アジムの仕事内容や失業への不安、また病院での臓器移植でについてのやり取りからもアフガン難民の状況が伝わります。苦境に置かれているのも事実ですが、イランがアフガン難民を大量に受け入れているのもまた事実。翻って日本はどうだと考える機会にもなります。本作が映画初出演だというロナの姿に、祖国そのものを重ね合わせているという読み解きもされました。














