
SILENT FILM LIVE【短編ウィーク】、9/1(水)は“映画の父”と称されるD.W.グリフィス監督の初期2作品を鳥飼りょうさんのピアノ生演奏付きで上映しました。1本目は1909年の『小麦の買占め』、2本目は1910年の『不変の海』です。1915年の『国民の創生』であらゆる映画技法は出尽くしたと言われますが、そこに至るまでに週に1~2本ペースで何百本も制作した短編作品群でグリフィスはさまざまな実験や挑戦をしていて、『国民の創生』はその集大成なのだそうです。今回改めて観てみて、サイレント期の映画の中でグリフィス作品は際立って“映画的”であると感じました。『小麦の買占め』では映像で描かれる富裕層と労働者階級の対比を音楽でも表現され、『不変の海』で夫婦が長い時を経て再会するクライマックスを意外なほど静かなタッチで奏でた鳥飼さん。演奏により、“映画的”な感動が増幅されているのを感じました。上映後は、パルシネマしんこうえんの小山岳志支配人をゲストにお迎えしてのトーク。パルシネマでも数ヶ月前からサイレント映画の上映をやり始め、その思いやお客さまに提供できるものについてお話しいただき、もっとサイレント映画の上映が当たり前になるにはどうしたら良いかのクロストークも。今後が楽しみになるトークでした。

















