
『結びの島』6/27(日)上映後、溝渕雅幸監督とゲストにホスピス医の細井順さんをお迎えし、トークイベントを開催しました。“いのち”や“最期のあり方”をテーマに終末期医療に取り組む医師に取材したドキュメンタリー作品を制作している溝渕監督。その映画第1作『いのちがいちばん輝く日 ―あるホスピス病棟の40日―』は、滋賀県近江八幡市のヴォーリズ記念病院内に開設されているホスピス「希望館」で撮影されました。そこでホスピス長を務められていたのが細井さんでした。まず本作を観てのご感想として、「自然の力を感じた」と細井さん。ヴォーリズ記念病院では、病室の窓から安土山が見えるそうです。日々その安土山を窓から眺めながら、ある日ふと「山もこちらを見守っている」という感覚になったそうです。古来から連綿と続く自然の営みのサイクルの中で、人間も生きて、死んで、ということを繰り返していることを感じたと話されました。死期の近い患者さんの望みを聞くと「○○の音が聞きたい」と言われることが多く、音は記憶に強く残るというエピソードも。コロナ禍で面会ができない、または必要最小限に限られてしまい、ホスピスとして十分に機能できないままお別れを迎えることになるケースもあるなど、今の状況下での困難についてもお話しいただきました。
















