Now Loading...

『ブルックリンでZ級監督と恋に落ちた私』宇賀那健一監督、三原羽衣さん、中川勝就さん(OWV)の舞台挨拶を開催しました!

 『ブルックリンでZ級監督と恋に落ちた私』3月7日(土)の上映後に、宇賀那健一監督、三原羽衣さん、中川勝就さん(OWV)の舞台挨拶を開催しました。

 

 全編アメリカ・ニューヨークロケで制作された本作は、日本の人気俳優・シイナと、ブルックリンで鳴かず飛ばずの日々を送るホラー監督・ジャックが織りなすロマンスコメディ。映画を愛してしまった全ての人に捧げる、ラブレターのような物語です。

 宇賀那監督は冒頭の挨拶で、元町映画館について「自分の映画を一番上映してくれている映画館。ただいまという気持ちでいっぱい」と述べ、大勢の観客の前で作品を届けられることへの喜びを明かしました。三原さんと中川さんは、ともに兵庫県出身であり、今回の上映はお二人にとって地元での凱旋上映。三原さんは、二年前に宇賀那監督の作品『みーんな、宇宙人。』の舞台挨拶でも当館に登壇されており、「今回また同じ場所に立てたこと、ここに戻ってこられて嬉しい」と語りました。中川さんは「学生の頃、よくこのあたりの公園で遊んでいた。その頃の自分が、今こうして地元のスクリーンの前で映画について話していることを誇りに思います」と感慨深げに振り返られました。

 企画の発端について、宇賀那監督は「何がやりたいですかと聞かれて、“ニューヨークで映画を撮りたい”と言ったのが始まり」とプロデューサーとの会話を振り返りつつ、「これまでホラー的な作品が多かったが、実はずっとラブコメをやりたいと思っていた。ラブコメには定番の展開があるが、その中でどう遊ぶかが楽しかった」と、本作が実現した経緯を話しました。現場ではトラブルも多発したようす。監督曰く「クライマックスシーンを撮影予定だった公園で、撮影の3日前に許可が下りたにもかかわらず、現地に行くとロックフェスの準備が始まっていたというハプニングが発生。抗議しに行くと屈強なスタッフに囲まれたものの、実はフェス側にも許可が出ていたんです」とのこと。なんともNYらしいカオス!三原さんにとって海外ロケ撮影は初めての経験だったそうで「最初は不安でしたが、ジェスチャーでコミュニケーションも取れたし、向こうのスタッフやキャストがとてもエネルギッシュで元気をもらえました」、宇賀那監督も「ルールの違いに戸惑うこともあったが、その自由さや勢いも含めて楽しかった」と述べられました。

 中川さんは本作が映画初出演。脚本を読んだときの印象について、「台本が英語で書かれていることに驚いた。現場に入ると、キャストやスタッフの人間的な温かさに触れて、純粋に楽しいと感じられるようになった」と言及されました。また、普段の音楽活動との違いについては「ジャンルは違うが、“自分をどう見せるか”という意味では通じる部分も多い。演技を通してまわりから吸収できることが多く、表現の幅が広がる感覚があった」と述べました。三原さんは、自身の役について「ちょうどお芝居を難しく考えすぎてしまっていた時期に出会った作品だった。楽しむことがすべてだという初心を思い出させてくれました」と語り、本作が初主演作品であることにも触れながら「エンドロールで自分の名前が一番最初に出てきたときは感動して、思わず一人でうろうろしてしまいました」と、会場の笑いを誘いました。

 宇賀那監督は二人のキャスティングについて、「コメディは、笑わせようという作為が出ると途端に笑えなくなる。台本をまっすぐ受け止め、役として純粋に向き合えることが大切。その点で二人は邪念がなく、真正面から役に挑んでくれた」と評価しました。実際、本作はモントリオールのファンタジア国際映画祭でワールドプレミアを迎え、海外の観客からも笑いが起きたことを挙げ、「言語を超えたコメディになったのは二人のおかげ」と絶賛されていました!

 宇賀那監督は、これまでの作品で“異種同士の対話”を連綿と描き続けており、それは本作においても、言語(日本語と英語)や立場(売れっ子俳優とZ級監督)、映画内映画で惹かれ合う二人(死者と生者)の違いという形で、重層的にリフレインされています。人は互いに違いを抱えながら関係を結ぶもので、それは往々にしてぎこちなく、ままならないものです。しかし、その不完全な対話を諦めないのが、人間というものの、可笑しくて愛おしいところなのだと思います。

 最後に宇賀那監督は「この映画はキャラクターたちのラブコメでもあるが、自分と映画とのラブコメでもあると思っている」と、アツい映画愛を語りながら「映画が映画であるためには映画館で上映されることが大事。ぜひこの映画館での体験を周りの人にも広めてほしい」と呼びかけました。

 NYという都市のエネルギーと、映画へのただならぬ愛を原動力に、言語や文化の壁を軽やかに超えてゆく本作。ラブコメだからと侮ることなかれ!宇賀那流ユーモアとラブストーリーがビッグバンのごとく炸裂する、その超新星級のトキメキを、劇場で体感してほしい一作です。

 

  • 関西(神戸・元町)の映画館(ミニシアター)。新着情報(ニュース・お知らせ)、タイムスケジュール、上映作品、イベント、連載ブログ、前売券など当館についての情報はこちらから。
  • 関西(神戸・元町)の映画館(ミニシアター)。新着情報(ニュース・お知らせ)、タイムスケジュール、上映作品、イベント、連載ブログ、前売券など当館についての情報はこちらから。
  • 関西(神戸・元町)の映画館(ミニシアター)。新着情報(ニュース・お知らせ)、タイムスケジュール、上映作品、イベント、連載ブログ、前売券など当館についての情報はこちらから。
  • 関西(神戸・元町)の映画館(ミニシアター)。新着情報(ニュース・お知らせ)、タイムスケジュール、上映作品、イベント、連載ブログ、前売券など当館についての情報はこちらから。
  • 関西(神戸・元町)の映画館(ミニシアター)。新着情報(ニュース・お知らせ)、タイムスケジュール、上映作品、イベント、連載ブログ、前売券など当館についての情報はこちらから。

所在地
〒650-0022
神戸市中央区元町通4丁目1-12
JR・阪神電車「元町」駅西口より、南西へ徒歩6分
神戸高速鉄道「花隈」駅東口より南東へ徒歩6分
神戸市営地下鉄海岸線「みなと元町」駅2出口より北へ1分

当施設には駐車場・駐輪場がございませんので、公共の交通機関をご利用ください。

電話:078-366-2636

通常鑑賞料金

一般 1,800円
学生(学生全般) 1,000円
シニア(60歳以上) 1,300円
障害者 1,000円
神戸映画サークル会員(会員証提示) 1,300円

作品により料金が変動する場合があります。
神戸映画サークルへの入会は当該団体にお問い合わせください。

特別鑑賞料金

ファーストデー(毎月1日) 1,300円
サービスデー(毎週水曜日) 1,300円
いっしょ割(毎週月・金曜/2名さま以上) 1,300円
映画の日(毎年12月1日) 1,000円
関西(神戸・元町)の映画館(ミニシアター)。新着情報(ニュース・お知らせ)、タイムスケジュール、上映作品、イベント、連載ブログ、前売券など当館についての情報はこちらから。関西(神戸・元町)の映画館(ミニシアター)。新着情報(ニュース・お知らせ)、タイムスケジュール、上映作品、イベント、連載ブログ、前売券など当館についての情報はこちらから。