
11/16(日)『花束』の上映後、サヘル・ローズ監督の舞台挨拶を開催しました。児童養護施設で育った8人の若者たちのが自身の記憶をドキュメンタリーとフィクションを交えて表現する実験的な本作。サヘル監督はまず初めに「この映画はいろんな感じ方があっていい。人の人生を90分で理解することは不可能です」と前置きされながら、7年かけて製作された本作についてお話ししてくださいました。約10年に自身がボランティア活動をする中で「養護施設に入る子は、なぜ施設に入ることになったのだろう」という疑問を抱くようになったとサヘル監督。自身も戦争孤児であり「立場が違っても、同じ悲しみを抱いているのではないだろうか」。そのようなところから本作が始まっていったそうです。施設を出ると7割が連絡を取れず、その中には犯罪に巻き込まれていく子もたくさんいるというのが現実。「世界中が、思いやりのもてる社会に」「まずは現状を知ってもらいたい」というところから初めはご自身で監督をするということは決まってなかったそうですが、プロデューサーである岩井俊二さんに「あなたが監督をしなさい」と言われサヘルさん自身が監督として作品を作り上げることに。タイトルに関しては当初『』(空白)という形にし、観た方に名前をつけてもらいたいと考えていたサヘル監督ですが、編集にも一切口出しをせず見守ってきた岩井さんから「タイトルがないと宣伝ができない」と言われ、『花束』というタイトルをもらったとお話しをされていました。















