
8/31(日)『ウナイ 透明な闇 PFAS汚染に立ち向かう』の上映後、平良いずみ監督の舞台挨拶を開催しました。元町映画館では、平良監督の前作『ちむぐりさ』も上映しましたが、上映当時ちょうどコロナ禍で県を跨いでの移動が制限されていた時期であり、当館でのリアル登壇は叶わず、この日が平良監督に元町映画館で登壇していただく初めての日になりました。舞台挨拶冒頭ではそのことに触れられ「映画の中でもありましたが、わたしは執念深いので…」とお客様の笑いを誘う一幕も。2016年に沖縄で水道水のPFAS汚染が明らかになり、当時子どもが生まれたばかりだった平良監督は、子どもに飲ませるミルクを水道水で作っていたことから激しい怒りを覚えたそうです。日本の水道水は世界一安全とも言われてきたのに、それが脅かされる、その怒りが今作を作る原動力であり取材の起点だったと平良監督。訴えても訴えても前進しないという現状に心が折れることもあったそうですが「沖縄の市民、特に女性が絶対に諦めなかった。常に次の一手を考えていた」と取材を通して出会った方々の姿に奮い立たせられながら本作の制作を続けていったという経緯をお話しくださいました。兵庫県下でもたくさんの場所で指針値を超えるPFASが検出されており、舞台挨拶の後半で行ったお客様とのQ&Aの場面でも高い関心度が伺えました。平良監督からは舞台挨拶の中で「何よりもこのことを知ってほしいという思いで映画を作った」との言葉もありましたが、決して人ごとではない、わたしたちの生活を脅かすこの問題をよりたくさんの方に知ってほしい、劇場としても改めてそう思わせる舞台挨拶となりました。














