
地域に暮らす子どもたちが夏休みに多様な映画やミニシアターと出会うためのプログラムとして2021年から開催されている「夏休みの映画館」。夏休みの自由研究にも活用していただけるように、上映後は各種ワークショップやミニコンサートを開催しています。
戦後80年となる今年は、長崎原爆の日である8月9日に冷戦下のイギリスを舞台にしたレイモンド・ブリッグズ原作、脚本のアニメーション映画『風が吹くとき』の上映でスタートし、上映後は、映画チア部神戸本部のメンバーによる感想シェア会を開催しました。
まずは、映画の老夫婦のように小さくともささやかな暮らしからラブ&ピースが生まれるというお話や、日常の中で急にあと3分で原爆が落ちると言われたらどうすればいいのか、こういう戦争が起きないようにするにはどうすればいいのかと思いながら観ていたと、お客さまから感想を語っていただきました。また、戦争のことを知るという上で、映画館の果たす役割が大きいとのお声もいただきました。
さらに共感する点や違和感を覚えた点などをチア部メンバーと話し合う中で、戦後80年が経った今、戦争を身近に感じているかどうかや、戦争を語り継ぐための映像(アニメーション)の力、映画や映像の見方を教える映画教育にも話が及びました。さらに第二次世界大戦の戦勝国だったことも踏まえながら、政府の情報を鵜呑みにしている老夫婦の行動について、正しい情報の選別、最後は核爆弾を落とさせないための日本の役割やわたしたちにできること(選挙で誰を選ぶのか)など、今も世界中で絶え間なく続いている戦争について語り合いました。戦争の恐ろしさや、核爆弾が落とされたらどうなるかを突きつける本作の感想をシェアすることで、答えが出ないながらも、共に考えることの大切さを感じる時間となりました。
夏休みの映画館2025、8/23(土)は 『パンダコパンダ』『パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻』(工作ワークショップ、映写室見学あり)、24(日) は『セロ弾きのゴーシュ』(チェロのミニコンサートあり)いずれも13:30- より上映します。ぜひ、親子でお楽しみください!
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