
7/20(日)『黒川の女たち』の上映後、松原文枝監督の舞台挨拶を開催しました。テレビ朝日のディレクターでもある松原監督。最初はテレビ朝日での放送が先で、映画になると思っては当初取材をされていなかったそうですが、女性たちが告白をしたことを戦後世代が受け継いでいく姿に、松原監督自身もとても心を動かされ、映画として今回皆さまに見ていただいた形になったそうです。本編の中で性暴力を告白した佐藤ハルエさんの元に高校生や大学生、教育現場の方々といったたくさんの人が足を運んで話を聞きに来ることについて「こうやって人の行動は成されていくんだ」と心を揺さぶられながらカメラを向けていたと松原監督。同じように本編に登場する安江玲子さんは取材を始めた2019年当初は顔も出せず、黒川での性暴力のことを家族にも言っていなかったそうです。遺族会の藤井宏之さんからの会いたいという連絡にも応えなかったそうですが、コロナ禍後に安江さんの方から会ってもいいという連絡が来て会った日が本編には収められています。「(安江さんが)まったく人が変わったように見えた」と松原監督。その場で起きたことがカメラで捉えられたことから、「人間を取り戻していく姿が映っている」と感じられたこともあり映画として仕上がっていたと松原監督はおっしゃられていました。取材を続けていく中で女性たちの話を聞いていくうちに「聞いてるほうが何かしないといけないと思わせる方々」だったという言葉も。語り継いでいくこと、今現在の問題として考えていかないといけない問題であることを改めて突きつけられる舞台挨拶でした。















