
7/5(土)『くまをまつ』の上映後、平野鈴さん、内田周作さん、滝野弘仁監督の舞台挨拶を開催しました。石川県小松市で撮影された本作。本作に登場する石切場も古民家もそこにある実際の場所で、古民家は滝野監督の亡くなった祖父の家を使って撮影したそうです。脚本を書いたのは2022年、その古民家に2ヶ月くらい泊まり込んで執筆し、2023年に撮影したとのこと。滝野監督自身の幼少期の思い出や、祖父とのエピソードを盛り込んで脚本が書かれたとお話しされていました。ややこを演じた平野さんから滝野監督に「どれが本当のエピソードで、どれがフィクションとして作り込んだ部分なのか」という質問が飛ぶと、滝野監督は「予告編にも使われている冒頭の車窓から山の穴みたいなところを見るシーンは実際の幼少期の思い出」と返答。「祖父も戦争に行っていた。当時の写真を見せてもらったこともあって」とフィクションとして作り上げた部分にも言及されていました。本作は余白の多く、一見すると”わからない”部分も多い作品では平野さんも内田さんも撮影中に役柄について監督に聞いたりすることはなかったとのこと。舞台挨拶終盤では終盤の印象的な卓球のシーンについてお客様から質問が飛び、そのシーンに参加していない内田さんから観客として深い考察や、実際そのシーンを演じた平野さんからはそのシーンの時どういう気持ちでややこを演じていたのか興味深い話が飛び出しました。

















