
『新渡戸の夢~学ぶことは生きる証~』3/23(日)に野澤和之監督、桜井克典さん(ひょうご夜間中学をひろげる会事務局長)のトークイベントを開催しました。トークでは桜井さんの生徒さんである現役の尼崎の夜間中学校に通われている生徒さんにもお越しいただきご自身の経験をお話しいただきました。30歳で夜間中学に入学し、現在まで9年間、子育てや仕事の合間を縫って学びを続けているそうです。「自分が今行っている夜間中学はご高齢の方が多く、外国籍の方も交じって一緒になって勉強を続けているが、みんな今勉強したいという気持ちがすごく強くて」「学生だった頃は授業をサボりたいと思っていたは、今学びたいと思う気持ちが不思議にすら感じる」ともお話しされていました。10代の学生だった頃はあまり学校に行けておらず当時の学校の先生に勉強についていけないという相談もできなかった生徒さんの話を受けて野澤監督から「学問、教育は生きるための道具なはずなのに、(学校の先生は)なぜそうなってしまうのか」という問いが桜井さんに対して飛びました。桜井さんは「あれもしないといけない、これもしないといけないというのがたくさん文科省から降ってくる」というのが一つ、もう一つは「高校受験、大学受験があってそこを目指す子どもたちに教えることをしないといけない。価値観のベクトルがひとつだけになってしまっている。もっと多様なベクトルがあっていいはずなのに、学校の中だけではそのひとつだけが重要視されてしまっている」とお話しされていました。そういう意味で多様な価値観・ベクトルの道を教えれることができるのが夜間中学なのではないかという言葉もありました。

















