
『港に灯がともる』2/8(土)の上映後、堀之内礼二郎プロデューサーの舞台挨拶を開催しました。舞台挨拶の最初に、プロデューサーとしてどうこの作品に関わられたか丁寧にご説明してくださった堀之内さん。精神科医・安克昌さんを題材にしたNHKドラマ『心の傷を癒すということ』の取材の過程で、本作『港に灯がともる』のプロデューサーでもあり安克昌さんの弟である安成洋さんと出会われ、安成洋さんの「映画にしてより多くの人に届けたい」という思いから『劇場版 心の傷を癒すということ』が生まれました。堀之内さんは「何年経っても心の傷や、癒えないものはある」「映像作品を作って届けることが”癒す”ことの助けになっている」と感じたそうで、その経験が本作『港に灯がともる』の製作へと繋がっていったとお話しされていました。
本作は震災を経験していない方々を想った作品。堀之内さん自身も宮崎県の出身で、阪神淡路大震災当時は宮崎県の中学生でした。テレビの報道を見て「大変なことが起こったと思っただけだった」と堀之内さん。その後NHKに入社して、取材などで神戸の人と話をする時に”震災”という言葉が出るたび「被災者の心の痛みを感じることができない」という思いを抱えられてもいたそうです。そういった部分から本作の「震災を経験していない方々を想う」という部分が浮かび上がってきたとのこと。
本作主演の富田さんに関しては、安達もじり監督から富田さんへは「灯を生きてください」とだけ伝えられたとのこと。撮影期間の1ヶ月を神戸で生活された富田さん。実際に灯を生きる富田さんを近くで見られていた堀之内プロデューサーは「お芝居を超えたお芝居」だと感じられたそうです。カットがかかったあと20、30分動けないような撮影もあったそうで、時間をかけて紡いでいった作品だとおっしゃられていました。
舞台挨拶の後半ではお客様のご感想やご質問に、堀之内さんが答える質疑応答も行いました。















