
『石がある』初日の10/5(土)上映後、太田達成監督、小川あんさん、加納土さんの舞台挨拶を開催しました。2019年に上映した『沈没家族』で監督として舞台挨拶に来てくれた加納さん、今年2月に『4つの出鱈目と幽霊について』で舞台挨拶に来てくれて元映を“ホーム”だと言ってくれた小川さんを再びお迎えでき、太田監督にも初めてお越しいただけて嬉しいです!
4年前に撮影されたという本作。その1年前、友人(本作撮影の深谷祐次さんと録音の坂元就さん)と3人で石拾いをしていた太田監督は、「これが好き」という個人的な感情をもとに自分の選択で獲得する“もの”があるということにいたく感動し、これを映画にできないかと考えたのが『石がある』だったと話します。そして加納さん、小川さんにオファーをするなら複雑なストーリーがなくても成立するだろうと、究極にシンプルな内容になったそうです。小川さんは「太田監督だから、脚本に〈川を歩くだけ〉以外何も書かれていなくても、何かが蠢いていて何かがあると感じていた」と言い、加納さんは「こうじゃなきゃ、という約束事から外れていく心地よさを現場で感じていた」と話されました。
太田監督はその後も石拾いを続けるも、最初の感動はもうないと言います。「重要なのは、ふと出会う、その瞬間。その感動は映画に映ると思っているが、お互いによく知るこのメンバーじゃないと実現できなかった」と言います。そんな太田監督のスタンスから、「撮影中より撮影前の方が大事で、地続きだということを意識するようになった」と小川さん。無二の存在である『石がある』を観て、みなさんはどんなことを感じるでしょうか。


















