
『シンデレラガール』12/2(土)の上映後、伊礼姫奈さん、緒方貴臣監督の舞台挨拶を開催しました。本作の企画の経緯は緒方監督が10年ほど前にSNSで見つけた、女性が義足をつけて颯爽と歩いている写真を「かっこいい」と思ったことだそうです。日本では見せるよりも隠す印象の強い義足を、そのように見せてることが衝撃で、映画にしようと思ったという緒方監督。キャスティングではオーディションで2000人の中から選ばれた主演の伊礼さん。オーディションの思い出を聞かれると「地方での撮影が終わり、キャリーケースと台本を持ってオーディション会場の階段を上がって行った」というエピソードを披露してくださいました。緒方監督の中ではほぼほぼ伊礼さんで主演は決まりだとも思っていたそうで、決め手としては「この映画のラストカットは演技じゃできない。伊礼さんならいけるという確信があった」そう。伊礼さん曰く「(緒方監督は)言葉で細かくくださる方」で、「お芝居についての指示はあまりなかったが、お芝居をする前にどういう気持ちか?という確認があった」と現場での緒方監督の演出方法についても触れられていました。”足を失った”ことを映画の構造にトレースしているという緒方監督の言葉もありましたが、いろんな見方ができるような仕掛けがたくさんある本作『シンデレラガール』。映画では”見せていない”部分まで、考えを巡らせて欲しい作品です。

















