
2/28(土)『無明の橋』の上映後、坂本欣弘監督の舞台挨拶を開催しました。2017年に上映した『真白の恋』以来の元町映画館での上映、登壇となった坂本監督。現在も富山県在住で、富山を舞台にした映画を撮り続けられています。本作は富山県立山で三年に一度行われる女人救済の儀式「布橋灌頂会(ぬのばしかんじょうえ)」をモチーフに作り上げられた作品。本作の経緯としては、2016年に『真白の恋』のプロモーション中に「布橋灌頂会」という儀式の存在を知り、映画になるのではと思ったところから企画がスタートしたそうです。途中コロナ禍を挟み、8年ほどの年月が経って今回お客様に見ていただいている『無明の橋』が完成したそうです。企画段階から渡辺真起子さんに出演してほしいという思いがあり、坂本監督の前作『もみの家』の現場中にも渡辺さんにこの『無明の橋』の企画内容や、出演してほしい旨を伝えていたそうですが、脚本が完成してから改めて正式なオファーをし、渡辺さんの出演が決まったとのこと。現場における俳優部への演出について「この作品はこの世とあの世の間の話でもあるので、ここまでがこの世です、といったような明確な境界線をつくらず撮影を進めていった」という話もありました。作品を観ていると、その境界線の曖昧さに「これはどっちなのだろう?」と思うシーンも多々あるかと思いますが、監督ほかスタッフ・俳優陣もその「曖昧さ」を大事にするというのが共通認識として作られていった作品であると坂本監督はおっしゃられていました。














