
『みーんな、宇宙人。』6/15(土)の上映後に、宇賀那健一監督、三原羽衣さんの舞台挨拶を開催しました。
ファッションカルチャー誌「NYLON JAPAN」の創刊20周年を記念し、短編『モジャ』を拡張する形で制作された本作。パペットを用いての撮影は、全身ブルータイツを纏った役者による操演(好き!アナログ特撮!)で、真夏の撮影時期ということも相まって、猛暑でのパペットのギミックオペレーションに大変苦労されたそうです。メインキャスト六名各々の撮影現場でのエピソードをお話ししていただきましたが、共通してシュールなパペット操演に笑いの絶えない和気藹々とした現場だったことが窺えました。
三原さんは自身が演じるレイ役について、本当は孤独を抱えていながらも寂しさを見せず無邪気に振る舞うことの、強さや切なさを意識されたそうです。現場ではモジャのオリーブを本当のペットのように可愛がっていたとのことで、レイとオリーブの深い連帯が垣間見えました。
今作のテーマの一つは「対話」で、映画におけるその在り方は「聴くこと」であるとお話しされた宇賀那監督。他者(今作ではモジャ)の視点を持つ聴き手として、人間の不完全で愛おしいところを浮き彫りにしたいという思いがあったそうです。作品に潜在する「侵略」「戦争」「移民」といった遠大なモチーフから、「恋愛」「孤独」「劣等感」などの人間誰しもが持ちうる苦悩は、一貫して他者の受容という普遍的な慈愛から解決の端を発するのだと思います。過去作から常にクリーチャー側に在ろうとする(!)、宇賀那監督の「異形のモノへの愛」を感じずにはいられません!
















