イベントレポート


2019.7.28
「浪曲映画ー情念の美学in関西」開催記念プレ企画、池谷薫ドキュメンタリー塾【番外編】を開催しました!

8月に当館を含む京阪神3館で映画上映と浪曲公演をセットにした「浪曲映画ー情念の美学in関西」を開催します。そのプレ企画として、NHKのETV特集で池谷薫監督が1997年に演出した『浪花節と日本人』の上映と解説をする「池谷薫ドキュメンタリー塾 番外編」を開催しました!
全2話で計90分の『浪花節と日本人』を鑑賞後は、いつものおなじみ池谷薫監督に加え、今回はトークゲストとして、加古川市出身で若手浪曲師として人気の京山幸太さんをお迎えしたトークセッションを行いました。関西を中心に着実に実力と人気を伸ばしている幸太さんに、一節唸っていただく一幕もありながら、作品の感想、浪曲界に足を踏み入れた経緯、浪曲の魅力などなどたっぷりとトークいただきました。いつものドキュメンタリー塾の参加者に加え、幸太さんの浪曲ファンの方も参加いただき、ドキュメンタリーと浪曲、双方の魅力が再発見できる熱い回となりました。池谷監督、幸太さん、お二人ともありがとうございました!
浪曲の魅力にハマった、あるいは幸太君のファンになったという方は8/25(日)に喜楽館にて幸太さんの浪曲会があるので(元町映画館主催!)そちらもどうぞ!

(酒見)


2019.7.27
『ひかりの歌』杉田協士監督、松本勝さん舞台挨拶開催しました!

『ひかりの歌』初日の7/27(土)上映後、杉田協士監督と第4章にご出演の松本勝さんにお越しいただき、舞台挨拶を開催しました。歌人の枡野浩一さんと杉田監督が映画化を前提に開催した「光」をテーマにした短歌コンテストの応募作1200首から選んだ4首を原作とした本作。映画化を前提としながらも“映画としての作りやすさ”とは関係なく、一目惚れのように「ただただ好き」という思いで選出した作品ばかりで、脚本化には頭を悩ませたそうです。章によって脚本があったりなかったりと作り方を変えていたり、役者さんご自身のパーソナリティーに近づけて当て書きをしたりというお話を聞かせていただきました。そして第2章の原作となった短歌を詠まれた宇津つよしさんも客席におられたので急遽登壇していただき、ご自身の作品が映画化された感想などをお聞きしました。

(mirai)


2019.7.27
『がんになる前に知っておくこと』三宅流監督、楠木重範さんトーク開催しました!

『がんになるために知っておくこと』初日の7/27(土)上映後、三宅流監督とチャイルド・ケモ・クリニック院長の楠木重範さんをお迎えしてトークを開催しました。楠木さんは中学生のとき悪性リンパ腫を発症し、約3年間の闘病生活を体験されてその後医師となられました。本作を観ても様々な点で目からウロコでしたが、トークでは「法律(がん対策基本法)まであるのだから、他の疾患に比べてがん患者は恵まれている」「人間が細胞のかたまりである以上、がんができるのは当たり前」など、楠木さんの言葉にさらに驚くことの連続でした。まずは住んでいる地域の拠点病院を知っておくことを勧められました。その情報は国立がん研究センターが運営する「がん情報サービス」ホームページで確認できます。さらに、拠点病院には必ず「がん相談支援センター」があるので、もっと気軽にどんどん利用してほしいと呼びかけられました。
*がん情報サービス→

(mirai)


2019.7.26
『かぞくわり』塩崎祥平監督、坂ノ上竜也さん、花香まちさんによる「映画の舞台裏と関西の役者について」のトークを開催しました!

『かぞくわり』最終日となった7/26(金)の上映後、「劇団ユニットwow!」の坂ノ上竜也さん、花香まちさんにお越しいただき、「映画『かぞくわり』の舞台裏と関西の役者」をテーマに塩崎祥平監督とのトークを開催しました。坂ノ上さん、花香さんのおふたりは、本作にエキストラキャストとして参加されました。メインキャストと比べるとスクリーンに姿が映る時間は決して多くないのですが、「素人さんが多数いるエキストラの中に、役者さんがいるとその場面のリアリティと緊張感がまったく違う」と塩崎さん。ひとりひとりに脚本を渡して細かく説明できないエキストラのシーンでは、瞬時に役作りを考え動き表情を作れる役者さんの存在が実は欠かせないのだそうです。演劇とテレビ、映画の違い、また、日本と諸外国の違いなどについてもお話しいただき、参加された方はみなさん感心しながら真剣に耳を傾けられました。

(mirai)


2019.7.25
『かぞくわり』塩崎祥平監督、弓手研平さん、星能豊さんによる「“絵画”との関わり」についてのトークを開催しました!

7/25(木)の『かぞくわり』上映後、画家の弓手研平さん、俳優の星能豊さんにお越しいただき、「“絵画”との関わり」と題して塩崎祥平監督とのトークを開催しました。会場のスクリーンに映像を映しながら各シーンの解説もするというスペシャル版です。映画に登場する絵画は、すべて弓手さんの作品。次女の娘・樹月が2Fの窓から捨てまくる絵も、穴を開けてしまう絵もホンモノと聞いてびっくり…!そして、香奈や樹月が絵を描く独特の動きが気になっていたという星能さん。これは弓手さん独自の描き方で、たとえば草を描く場合、まず土を描きます。そこに降るであろう雨の水を描きます。そしてまた土を…という風に、その生命の成り立ちをひとつひとつ重ねていくのです。作品は50~60層にもなるため、身体全体を使う動きになってしまうそうです。塩崎監督は「想像することを大事にしたい」と本作制作の思いを語られました。星能さんの出演シーンを「想像したからこそできる動き」と絶賛。想像力を養う図画/美術の時間が学校教育から消えようとしている現状に警鐘を鳴らす弓手さんの言葉に、参加者は真剣に耳を傾けました。

(mirai)


2019.7.24
『かぞくわり』塩崎祥平監督、田邊庄司さん、芦髙清友さん、星能豊さんによる「“食”について」のトークを開催しました!

7/24(水)の『かぞくわり』上映後、田邊庄司さん、芦髙清友さん、次女の夫を演じた星能豊さんをお迎えし、“食”について塩崎祥平監督とのトークを開催しました。劇中に登場する、小日向文世さん演じる堂下家のご主人が作るシロウト料理から、次女の暁美が作る小洒落たベジタリアン料理、そして撮影現場でスタッフ・キャストの胃袋を満たすいわゆる“現場メシ”までを一手に引き受けたのが田邊さん。塩崎監督からのありとあらゆるこだわりの注文に応えた苦労話を披露してくださり、会場は大笑い。芦髙さんは、塩崎監督いわく「めちゃめちゃ美味い」居酒屋を経営されており、自家菜園で採れた野菜を現場に提供してくれていたそうです。「毎朝メイク室で他の役者さんと顔を合わせると、昨日のアレ美味かったな~と盛り上がった」と星能さん。撮影現場では「ロケ弁」が続き栄養が偏りがちというのが通常なのですが、栄養バランスのとれた食事で関わった人はみな大満足だったようです。

(mirai)


2019.7.23
『かぞくわり』塩崎祥平監督、千田稔さんによる「『死者の書』について」のトークを開催しました!

7/23(火)の『かぞくわり』上映前、奈良県立図書情報館館長で歴史地理学者の千田稔さんにお越しいただき、映画の題材となった「死者の書」やそこに描かれる中将姫、大津皇子について塩崎祥平監督とのトークを開催しました。今回は千田さんたっての希望で“上映前”のトークとなったのですが、ロケ地となった場所の歴史的意味、映画と「死者の書」の比較、中将姫や大津皇子のキャラクターについてなど、確かに事前知識としてピッタリな内容で、もう一度観直してみたくなりました。「死者の書」には文学でしか表現できない美しさがあること、またファンタジー的要素が強く発表された当時はなかなか受け容れられなかったこと、著者の折口信夫は同性愛者で中将姫を自分と重ねていたなど興味深いお話も飛び出し、「死者の書」もこれを機会に読んでみようと思いました。

(mirai)


2019.7.22
『かぞくわり』塩崎祥平監督、長濱文子さん、戸田充広さんによる「“家族問題”について」のトークを開催しました!

7/22(月)の『かぞくわり』上映終了後、「日本結婚教育協会」結婚教育相談員、「奈良県健康生きがいづくり協議会」事務局長であり、「婚活予備校」を主宰される長濱文子さんと、「全日本趣味起業協会」代表理事の戸田充広さんをゲストにお迎えし、塩崎祥平監督を交えて“家族問題”をテーマにしたトークを開催しました。それぞれの立場から見た『かぞくわり』の感想や、実は塩崎監督と奥様の経験したエピソードが多数散りばめられているというウラ話、お客さまからもやりたいことがない。そしてなんと、本作の主題歌「額縁」を手がけた人気ユニット花*花のこじまいづみさんのお母さまもご来場されており、夢を実現させた娘を持つ母親としてもお話しいただき、充実したトークとなりました。

(mirai)


2019.7.20・21
『かぞくわり』塩崎祥平監督、弓手研平さん、棚橋美枝子さん舞台挨拶開催しました!

折口信夫の「死者の書」から着想を得て、古都・奈良を舞台に現代の崩壊した家族と中将姫伝説を絡めて描いた『かぞくわり』。公開を記念して、初日からの土日2日間、舞台挨拶を行いました。初日にご登壇いただいたのは、塩崎祥平監督、プロデューサーで劇中画を担当された画家の弓手研平さん、脚本監修とご出演の棚橋美枝子さん。この映画は、よく聞く「製作委員会」とは異なる「LLP」という形態で作られました。そのきっかけは棚橋さんの参加している奈良での会合に塩崎監督が招かれ、また別の方から招かれた弓手さんと出会ったことなのですが、なんと弓手さんは塩崎監督の高校時代の美術の先生だったそうです!不思議なご縁で完成した映画なのでした。

(mirai)


2019.7.13・14
『乱世備忘 僕らの雨傘運動』2日間限定上映会&濱田麻矢さんトーク開催しました!

7/13(土)・14(日)、中国本土へ容疑者の移送を可能とする「逃亡犯条例」改正をめぐり6月に発生した香港の大規模デモを受けた緊急企画として、民主化を求め2014年に起きたデモ(=雨傘運動)を若き監督が記録した『乱世備忘 僕らの雨傘運動』2日間限定上映会を開催しました。13(土)の上映後には、神戸大学大学院人文学研究科教授の濱田麻矢さんにお越しいただき、香港の歴史や近隣諸国との関わり、2つのデモについての解説などを写真や映像を見せながらお話しいただきました。「平和でよかった」「民主がある国でよかった」と言っているだけではだめだというお話を、自戒も込めてしっかりと胸に受け止めました。

(mirai)


2019.7.13
『誰がために憲法はある』井上淳一監督トーク開催しました!

『誰がために憲法はある』2週目に入った7/13(土)、井上淳一監督にお越しいただきトークを開催しました。映画の成り立ちや制作中のエピソードと合わせ、「この映画でどうしても実現できなかったこと」をその理由とともに詳しくお話しされるなど、映画の“裏側”からさらに奥へと進む内容でした。憲法と平和は地続きであること、そして「表現の自由」についても熱く語られました。参加者との意見交換も活発になされ、憲法カフェを実施している「あすわか(明日の自由を守る若手弁護士の会)兵庫」の弁護士さんからも憲法についてお話しいただきました。

(mirai)


2019.7.11
2020年映画祭開催に向け、元町プロダクションミーティングを開催しました!

「池谷薫ドキュメンタリー塾」から生まれた映像制作サークル「元町プロダクション」。4月に開催した映画祭では立ち見が出るほどの大成功を収めました。来年の映画祭開催に向け、7/11(木)に出品希望者の企画プレゼンミーティングを行いました。8名の出品希望者はそれぞれ事前に提出した企画書をもとにプレゼンテーションをし、池谷監督をはじめとする制作を率いるプロデューサー3名らによる質疑と企画の合評が行われました。作品として完成させるためには何が必要か、何が足りないのか。プロデューサーによる指摘は厳しいものも多々ありましたがどれも的確なものばかりで、聞いていてとても勉強になる時間でした。さて、この中からどのような作品が生まれるのでしょうか。楽しみです。

(mirai)


2019.7.7
『スモーキング・エイリアンズ』1日限定上映会&倖田李梨さん×滝本より子さん×津田篤さん×中村公彦監督×小松公典さんトーク開催しました!

宇宙から飛来し人間の体内に寄生する謎の生物…実はタバコの煙が弱点だった?!このご時世にタバコの煙がもうもうと立ち込めるアクションSFコメディ(?)映画『スモーキング・エイリアンズ』。7/7(日)の1日限定上映会に、主演の倖田李梨さん、出演の滝本より子さん、津田篤さん、中村公彦監督、脚本の小松公典さんが来てくださり、トークを開催しました。小松さんは“タバコ田タバ男”という、ご本人いわく「ゆるキャラ」として登場。本作企画の経緯やハンブルク映画祭での意外なドイツ人たちの反応、タバコを武器として戦うという設定のために苦労したエピソードなどを笑いいっぱいに話してくれました。最後には映画『みぽりん』も乱入し、大盛り上がりでした。

(mirai)


2019.7.6・7
「the face vol.2 根矢涼香」開催しました!

いつか映画の“顔”になるように―。若手俳優ひとりをピックアップし、これまでの足跡を紹介する企画「the face」。7/6(土)・7(日)の2日間、「the face vol.2 根矢涼香」を開催しました。多くの若手監督に愛され、出演作を多数持つ根矢さん。その中から元町映画館でセレクトした11作品を独自に組んだ4プログラムを上映しました(根矢さんにもとても気に入っていると言っていただきました!)。根矢さんご本人に加え、上映作品からは川崎僚監督、草地紀乃監督、稲村久美子プロデューサー、共演のひと:みちゃん、そして根矢さんの熱いラブコールにより『オーファンズ・ブルース』の工藤梨穂監督、村上由規乃さん、辻凪子さんにトークゲストとしてお越しいただくという大充実の2日間でした。

(mirai)


2019.7.6
『柄本家のゴドー』柄本明さん×筒井潤さんトーク開催しました!

演劇ユニット“ET×2”を組む柄本佑さんと柄本時生さんが、父親の柄本明さんを演出に迎えてサミュエル・ベケットの不条理演劇の代表作「ゴドーを待ちながら」に挑戦する姿を追った『柄本家のゴドー』。初日の7/6(土)上映後、柄本明さんにお越しいただきトークを開催しました。対談相手は、「公演芸術集団dracom(ドラカン)」のリーダーであり演出家、俳優の筒井潤さん。熱い演劇論を交わすのか…と思いきや、筒井さんから投げられる質問をのらりくらりと交わすように見える柄本さん。ところがそこには“人間論”とも言うべき、柄本明さん独自の金言がたくさん散りばめられているという、とてもエキサイティングなトークでした。

(mirai)


2019.7.6
『月極オトコトモダチ』徳永えりさん×穐山茉由監督舞台挨拶開催しました!

音楽×映画の祭典「MOOSIC LAB 2018」で長編部門グランプリほか4冠を獲得し、第31回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門に正式出品された『月極オトコトモダチ』。初日の7/6(土)上映後、主演の徳永えりさんと穐山茉由監督の舞台挨拶を開催しました。いまいち冴えない日々を送る主人公の那沙とうって変わって、輝くような強く明るいオーラを放つ徳永さん。那沙を演じるにあたって、どうすれば観る人に愛されるキャラクターになるかさまざまなアイデアを演技で実践されたそうです。客席への「男女の友情は成立すると思う人~」という逆質問もされたりと、楽しく盛り上がった舞台挨拶でした。

(mirai)


2019.7.4
追加開催!「ENGLISH CAFE at 元町映画館レッスン9」

7/4(木)、映画と英語を組み合わせた「ENGLISH CAFE」。第9弾はショーン・ペン主演の感動作『アイ・アム・サム』で実施しました。追加開催となった今回のレッスン。満員の会場で参加者は作品の名台詞をなぞりながらの授業。次回でレッスンも10回目。ハーレイ・ジョエル・オスメント主演のヒューマン・ドラマ『ウォルター少年と、夏の休日』で実施します。どんな授業になるのか楽しみです。その頃までに英語に慣れておかなければ…。

(芋羊甘)

レッスン10についての詳細はこちら→

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